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梅津泰臣とは

梅津泰臣はぼくが一番好きなアニメーター。タツノコプロ江口寿史っぽい絵柄。美少女もメカも何でも描ける天才。やや癖のある作画。エフェクト作画で飛び散る欠片の形が特徴。掌の指の曲がり具合も特徴。あと、服のしわも独特。あれ大好き。監督作KITEはタランティーノっぽい派手なアクションが印象的だったけど、それを見たタランティーノ監督が一目置くという面白い結果。KITE以降、それまでのリアル路線から唯一、少女の瞳を大きく描く=美少女キャラに変更して、現在に至る。

メガゾーン23パート2について

ビーボォー的な作画が混じってるのが違和感。そして、梅津と美樹本の画が同じ作品のなかにあるのは、変だ。スケジュールの都合で不本意な作画だが、いわゆるリアル作画路線が、現在ではIGみたいなのがメジャーになったのが梅津ファンとしては残念。押井守は梅津嫌いらしいけど詳細は不明。本作やイクサー1が目指していて当時の環境だと納得いかないのがアキラやエヴァで補完された、やっと追いついたという印象(本来はあのレベルでなければならなかった)。それは多分、製作サイドがファン寄りになってきたんだろうって感じている。
当時はZガンダムサイドストーリー的な漫画が数多く発表された。ぼくは梅津キャラテイストでリライトしようと考えたが、画力がなくて断念したのも、今となってはいい思い出。ぼくは梅津さんに憧れて千代田工科芸術専門学校に入学した。もうその学校はない。当時の友人との毎晩の馬鹿騒ぎが懐かしい。酒も煙草もそこで。
梅津作画がどうすごいのかってのは、説明しづらい。IGでもカラーでも梅津作画は実現できない。だから、彼はそうでない道を選んだ。今はそう考えている。

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