もえぎのhtnb

萌えぎのエレンのメインブログです

第十八回文学フリマに参加しました

 5月5日、東京流通センター第二展示場にて行われた第十八回文学フリマに参加しました。
 http://bunfree.net/
 https://c.bunfree.net/r/bunfree18
 http://d.hatena.ne.jp/jugoya/20140506#p1
 ぼくは「はなごよみ」(ア-01,02)のお手伝いをしました。楽しかったです。「はなごよみ」に来て頂いたみなさま、お買い上げ頂いたみなさま、ありがとうございました。


撮影:押井徳馬(id:osito

撮影:野嵜健秀

 サークル番号をみても分かるように、2サークルぶんのスペースを取ったので、いつもの本棚を使わず、横いっぱいに陳列。ぼくの新刊はなかったのですが、余っていたものを含め既刊をすべて並べました。そうしたら、『ひきこもりのアイドル論』が1冊売れました。ありがとうございます。今回は壁サークルでしかも角という、これまでにない目立つ場所になり、多くの方々に立ち寄ってもらえたのではないかと感じました。2スペースぶんめいっぱい使って、多くの本をずらーっと並べた感じが、まさにフリーマーケットみたいでよかったです。


http://osito.jp/dojin/pubs/b13b.html

 この本は、はてなハイクでおなじみのあるえさん(http://h.hatena.ne.jp/ARUE/)に描いて頂いた表紙が可愛いんだよね。表紙は大事だなあと、あらためて感じました。自分としては『ひきこもりのアイドル論』を含めた過去のコピー誌はまとめてしまったので(ひきこもり博士の[ハロプロ][萌え][エヴァンゲリオン]研究日誌 - 萌えぎのエレン同人誌info)、もう売れないだろうと勝手に考えていたのですが、初めての方にとっては知らないことなので、売り切り絶版を予定していた過去のコピー誌についての取り扱いについて、今後検討したいと思いました。
 そして、ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qについて書いた『綾波レイはどこへ消えた?』(綾波レイはどこへ消えた? - 萌えぎのエレン同人誌info)が3冊売れました。実は先月末、このコピー誌が海外のサイトで話題になっていたことがあったんです。

"Who Moved My Girl"という本を見つけました。
“私が愛した綾波レイは、もういない。”
これはヱヴァQに関する印象的なエッセイです。2012年12月発行。
これを実際に入手して誰かに翻訳してもらおうと思っています。
楽観的な方法で不当な損失に対処する方法についてです(訳注:翻訳についてなのか本文についてなのか不明)。
興味深い角度から書かれているのか、それとも腹立たしい角度から書かれているのか……。

そして結論はこれ:
この本が元ネタ:
チーズはどこへ消えた?
>チーズ
そう
やっぱり
Qのレイはチーズ
くそっ!

http://www.rei-ayanami.com/rei/imgboard.php?res=20872
翻訳:押井徳馬

 これが売上に関連したかどうかは不明なのですが、一応書いておきますと「はなごよみ」の同人誌は海外への通信販売も行っていますので、興味がある方は「はなごよみ」通販ページ(http://osito.jp/dojin/order.html)をご覧ください。また、サークル参加の詳細については4月29日のブログ(第十八回文学フリマに参加します - もえぎのhtnb)に書いてあります。今回の新刊を含む正かな同人誌については、サークル主宰の押井徳馬さんが何かブログに書くと思いますが、野嵜健秀さんの新刊コピー誌『自動車は買つてみないとわからない』は、デミオからポロまで、現在の庶民向け自動車がどうなっているか、どのような思想で作られているのかを知ることができる興味深いレポートで、面白いです(野嵜健秀さんの「自動車は買つてみないとわからない」を文学フリマ #bunfree で頒布します - 歴史的仮名遣は生きてゐる - 「はなごよみ」公式ブログ)。

売上速報。正かな増刊 10 正かなV 8 自動車 5 あまJ 1 正かなIV 5 正かなIII 4 正かなII 1 正かなI 4 研究日誌 1 綾波 3 国語問題 2 九段下 2 調布駅 1 猫本 2 バッヂ:にゃもち、紳士、へらへら各1 アイドル論 1 #bunfree
20:21 - 2014年5月5日
押井徳馬
https://twitter.com/osito_kuma/status/463277372695801856


撮影:たなよー(id:setlist0225

 ここからはイベント前日から帰宅するまでの、よもやま話。前日の4日に前乗りしたのですが、その日に配布された『月刊 風とロック 創刊100号記念号』は入手できませんでした。

「月刊 風とロック」創刊100号記念号、GW明けには、web で、全てのページを公開します。「風とロックの主題歌」の音源もフルで聴いていただけるようになります。ラジオ各局でもオンエアされます。
23:17 - 2014年5月4日
月刊 風とロック
https://twitter.com/mg_kazetorock/status/462959278760796160

GW明けには、雑誌ちょい読みサイト「magabon」で、
すべてのページを読んでいただけるようにします。
Posted by kazetorock|2014,05,05
http://blog.magabon.jp/kazetorock/2014/05/_100100.html

magabon
http://www.magabon.jp/special/kazetorock/index.html

 ぼくがこの配布を知ったのは4日の朝だったので、事前に分かっていたら福島から郡山に移動する際に郡山タワレコに朝から並ぶという計画も立てられたのですが、まあ色々と手遅れだったみたいです。結局はそれほど熱心じゃなかったってことなのですが、ウェブ公開を待ってます。多くのタワレコに行列が並んだというのは福島から東京に向かう高速バスのなかで知ったのですが、ぼくが持っている携帯端末はiモード携帯電話で、スマートフォンに比べて動作がもっさりしていて甚だ不満だったのですが、最近になってiモードでも動作するツイッターiアプリを発見して、それで今回、バスなどでの移動の際に使ってみたのですが、確かに便利なのですけど、驚いたのはバッテリーがものすごい勢いで消費するということでした。スマートフォンを使っている友達から、アプリなんてまあそんなもんだよと教えてもらったのですが、これは携帯バッテリーを別個用意する必要があるなあと感じました。そんなわけでその日ははてなハイクの知り合いと会って上野で食事した後に押井さんと大森海岸駅近くの宿で寝ました。その宿で深夜にMXテレビを観たんだけど、マルチチャンネル使ってることもあってブロックノイズがひどかったのですが、アニメが終わったらノイズがなくなってたのが釈然としなかったですね。これじゃ野嵜さんが怒るのも仕方ないなと思いました。
 文フリ当日。サークル手伝いがメインだったのですが、おでんさんと喫煙所に抜け出して色々と話をしてた。おでんさんは色々と悩んでいる事情があって、それはぼくの個人的なそれとマッチすることであって、どうしても話しこんてしまう。あと、にっちもさん、ゆとりーなさん、たなよーさんと会った。たなよーさんはツイッター以前からウェブでやりとりしていたハロプロ界隈の知り合いで、今回初めてお会いできて嬉しかったです。たなよーさんはぼくのRTがきっかけで正かなに興味を持ってくださったということなので、それも面白いですよね。もちろん、にっちもさんやゆとりーなさんとお会いできたことも、嬉しかったです、はい。にっちもさんは以前ぼくがモーニング娘。学会で会ったフランス文学専攻の研究家に似た風貌でイケメンで、これはたぐいまれない秀才だと感じました。国民服がばっちり決まっていたゆとりーなさんとはあまり話ができませんでした。まあぼくが煙草をばかばか吸ってたので、あまり良い印象はなかったと思いますが、次回お会いするときも、どうかお手柔らかにと思う次第であります。そんな感じですが、そのときの雰囲気はぼくが作成した「第十八回文学フリマ個人的メモ」(http://togetter.com/li/664175)を読んで頂ければと思います。
 で、6日。有楽町の吉野家で朝食を食べてバスで福島に帰ってきたのですが、自宅に近付いたときに、電線が道路に落ちていたんですね。普通、ないですよ。見てみると光ケーブルが切れて落ちてる。んで、自宅に帰ってパソコンを立ち上げるとネットに接続できない。近所の人達も電話が通じないって怒ってます。ひかり電話だとだめですよね。113に電話しても17時以降は留守電になっていて、ありゃーって思ってそのままNTTの支店に行ってなんだこれって文句を言ったんですが、翌7日の午前中に復旧しました。典型的なクレーマーと思われたんだろうけど、さすがに慌てたんだよ。
 そういわけで、色々あったけど楽しい連休でした。今後の予定は、エヴァハロプロときて最後の評論風エッセイとなるファイブスター物語のコピー誌『FSSワールドガイド』(タイトルは変更するかも)を書くつもりです。夏コミに受かればそこで出すと思います。18日のドリパス上映にも行きます。これまで都合がつかなくてゴティックメードを観られなかったのですが、やっと観ることができます。

追記(2014年5月20日)

 はなごよみ押井徳馬によるイベントレポートがアップ。
 「正かな」増刊号通販中・「正かな6」発行延期のお知らせ - 歴史的仮名遣は生きてゐる - 「はなごよみ」公式ブログ
 関西コミティア、お疲れ様でした。