現在進行中のファイブスター物語第6話は、星団暦3030年から3075年までの話だと告知されている*1。これが魔導大戦の始まりから終わりだということが、年表*2にも書かれている。
魔導大戦。この言葉をきくだけでどきどきわくわくするぼくだけど、その最中にロボットがGTMに変更されたりもした。
このことについては以前ブログに書いたので、興味のあるかたは上記リンクをよろしくです。
この第6話にてヨーンとデコースの因縁の対決があることは、これまで何度となく永野護が色んなところで発言してきたけれど、年表には載っていない。これを楽しみにしているのはぼくだけではないはずだけど、2020年現在、月刊ニュータイプでは「ショウメ争奪戦」のインサートエピソード「運命のラキシス7444」が連載されていて、とんでもない戦いが繰り広げられております。
で、第6話ってどこまで進んだんだっけ?
参考文献
どうやら第6話は、ニュータイプ2001年5月号の連載から開始された。映画作りのために連載を休止した約8年間を引いても、だいたい10年ほど続いていることになる。そして、まだ終わらない。続きがある。連載中のエピソードの次に詩女マグダルのエピソードを開始することが既にアナウンスされていて、マグダルが復活しないと魔導大戦は終わらないので、重要な話となるはず。
キャラクター
- ヨーン
- とあるファティマと出会い、数々の剣技を伝授され、既にその腕前は天位騎士以上だと言われている。しかし、騎士の生き方を憎悪しており、剣を持たない。デコースにファティマを取られてからは、彼を倒すと意気込んでいたがアイシャに拾われて、彼女の使い走りをさせられる日々。少年漫画の主人公そのままの、熱くて、未熟な男。
- アイシャ
- ミラージュ騎士団ナンバー2。全ての女性騎士の憧れ。ヨーンに対して個人的に思うところがあって雇うが、その後なぜ引退を決めるのかは現時点では分からない。
- エスト
- デコース
- 狂騎士として知られた存在ではあったがエストと出会い、三代目黒騎士となる。ボスヤスフォートと組んでからは、騎士団を統率することを楽しんでいるように見える。第1巻登場時は男色家の変態としか見えなかったが、最近ではマドラにレイプされた。
- ボスヤスフォート
- バッハトマ魔法帝国主宰。超帝國15代目総帝を自称する。枢軸国家を主導しハスハを陥落させ混乱をもたらす。名門とされる国家騎士団のアンチテーゼとして「日陰者」に可能性を与えるが、基本的に悪役。ファイブスター物語に絶対的な悪は存在しないと言うが…
- ダイ・グ
- 炎の女皇帝ナイン
- GTMという究極の戦闘兵器を生み出した。詩女という記憶継承システムの起点となる女性。騎士でもある。太古に栄えた超帝國の代表(人のかたちをした統制システム)だが星団暦の現在でも姿を現す。推定10000歳。人工生命体だが「人間の代表」として第6話ラストに天照帝と会う。
- 詩女ナカカラ
- キーパーソンであるらしい。星団暦2020年の事件を目撃していた。可愛らしい少女のままで時空を飛び越え出現する。
- 詩女マグダル
- 剣聖カイエンの娘。ボスヤスフォートとの戦いに敗れ、色々あってスリープ状態。第6話後半の重要人物となるはず。双子のデプレはマグダル覚醒の後に剣聖となる。
- 詩女フンフト
- 色気を武器に星団を翻弄する。実はとんでもない秘密があるらしい。
タイムライン
ということで、今回のブログは自分用メモ。以下、第6話に関する記述をおさらい。なお、以下はぼくがメモした順なので、すなわち順不同であり、同年であっても以下の記述の順番通りとは限らないことに注意。
デザインズ4
- ※以下は連載と単行本での記述を含む
- 詩女ナカカラはボスヤスフォートの正体を知っている(詩女は記憶の継承が行われるので以降の詩女は全員そのことを知っているが沈黙したまま)
- 3030年
- アイシャ ルーマー王国女王となる(事実上の降格人事)
- 3031年
- ベラ攻防戦(単行本13巻14巻)
- 3035年
- アイシャに雇われたヨーンは天照家の下働きをこなすが(宿敵デコースの動向を知る仕事ではある)まだミラージュ騎士団メンバーではない
- 南部戦線 バッハトマ黒騎士vsマーク3(単行本15巻)
- マキシ 生まれる
- 3037年
- ショウメ争奪戦(連載中)
- ※連載はここまでなので以下は今後描かれる予定
- 3060年
- 3068年
- 3069年
- 3075年
- ナインが天照帝に問いかける(廃都アマダ・ジーにて)
- 魔導大戦ラストにボスヤスフォートvsマグダルの壮絶なグレイン戦あり
- ファティマ「ザ・ブライド」が第6話ラストに登場(アシリア・セパレート/搭乗GTM未発表/物語のクライマックスの始まり)
- 作者:永野 護
- 発売日: 2014/03/10
- メディア: 単行本
デザインズ5
- ボスヤスフォートは超帝國の末裔ヒフツェン(15代目総帝)を名乗っているが…
- エンペラーズ・ハイランダー総指揮官としての初陣(詩女マグダル救出)は第6話のエンディング
- 作者:永野 護
- 発売日: 2016/02/22
- メディア: 単行本
Link 最新単行本
- 作者:永野 護
- 発売日: 2015/08/08
- メディア: コミック
ファイブスター物語 14 (ニュータイプ100%コミックス)
- 作者:永野 護
- 発売日: 2018/02/10
- メディア: コミック
ファイブスター物語 15 (ニュータイプ100%コミックス)
- 作者:永野 護
- 発売日: 2019/12/09
- メディア: コミック
当ブログ作者プロフィール
*1:角川書店「FSSアウトライン」28ページ http://eal.hatenablog.com/entry/2001/12/21/100000/fss-jp-OUTLINE